安めの株をみているよ

株ビギナーの人でも買いやすい、10万以下の低位株をメインにみている…つもりでしたが政治、ニュース、ビジネスなど少し脱線して書いたりもしています。 投資は自己責任で!

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独・フォルクスワーゲンはどんな不正をしたの?企業に再び問われるガバナンスモラル

   


ドイツの自動車販売大手・フォルクスワーゲンが不正をしたということが大きな問題となっているようです。
今回フォルクスワーゲンはどういった問題を起こしてしまったのでしょうか。
また、日本国内企業はこの事件から何を学ぶべきなのでしょうか。

 



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フォルクスワーゲンの不正は「排ガス試験での違法ソフトウェアの使用」

フォルクスワーゲンはどのような不当行為を行ってしまったのでしょうか。

ドイツの大手自動車メーカー、フォルクスワーゲンがアメリカの排ガス規制をクリアするため、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたと指摘された問題で、フォルクスワーゲンは不正を認め、謝罪する声明を発表しました。

フォルクスワーゲン 米排ガス規制で不正認める (NHK NEWSWEB)
動画はやっぱりアタマに入りやすい。上のリンクから飛んで、どうぞ

要するに環境への取り組みよりも自社の自車の普及へ目が眩んでしまい、米試験でその時のみ排ガス量を減らす仕様のソフトウェアを使っていたことが問題となってしまったと…

 

0923logo 出典:フォルクスワーゲン アフターサービス 環境への取り組み

環境問題という言葉が生まれる前から地球環境の事を考えてきたフォルクスワーゲン…
しかし消費者からの信頼を裏切る行為をしてしまったようです。

 

車に関する日本での不正問題と言えばタカタ【7312】のエアバックのリコール問題。
このリコールに関してタカタは2013年3月期に300億円ほどの損失を出しましたが、
今回のフォルクスワーゲンの不正に関する対象車両は全世界で1100万台、対策費用としては7~9月期に65億ユーロ(約8700億円)を計上すると発表。
タカタとはまた一つ度が違う大問題というわけです。

 

またこの問題を受けてフォルクスワーゲンの株価は暴落、2営業日で40%近くの下落。さらにはこれがヨーロッパ全体の株安にもつながっています。

0923_1(15/09/23 日本時間12:30時点 フォルクスワーゲン日足チャート)

 

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日本はこれを反面教師とし、コーポレートガバナンス(企業統治)を強化できるか

さて、今回のフォルクスワーゲンの問題はドイツだけでなく同社製の車が販売されているアメリカ、そして日本へも大きく関係する問題となります。
これだけの大企業となれば日本国内でその影響を受ける子会社も少なくないでしょう。

 

ここで日本で再び問われるのが今年6月に施行されたコーポレートガバナンスコード(企業統治指針)です。
コーポレートガバナンスコードとは「透明性を強め、不正をなくし正しい企業の在り方を求める」ためのものです。
詳しくはこちら:誰でもわかる!スチュワードシップコード、コーポレートガバナンスコードとは?  (15/06/23)

 

東芝の不正会計問題、そして今回のフォルクスワーゲンの不正問題についても「行き過ぎた理想」は不祥事を起こしかねないわけです。
そういったことを防ぐために外部取締役などを設定し、客観的視点による経営判断を入れましょう、というのがコーポレートガバナンスコードですが、今回のような事例が出てくるのを防ぐためにももう一度これを省みることは必要でしょう。

資本主義経済における競争において他のピンチは自分のチャンス、とも言い換えられるわけですが、利益のみを追い求める前に、まずは自らの行動の清廉性、モラルを再び考えるべきです。

出典:Volkswagen Professional Navinet

 

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