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30日から始まるTPP会合の3つのポイントとは?相互譲歩を経て交渉は合意するか?

      2015/10/01


今月30日からアメリカのジョージアでTPP(環太平洋経済連携協定)についての会合が行われますね。
「TPPに関する会合って前も開かれてたじゃん…」と思う方もいるかもしれません。
しかし7月のTPP会合は各国合意まで至らず。それが今回の交渉まで時期がズレたわけです。
関連:TPPはこれからどうなるの?「安め」のTPP関連4銘柄をあげてみた
(15/07/22)
ではなぜ7月の交渉は上手くいかなかったのでしょうか?
そして今回の会合における3つの争点とは何なのでしょうか?





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最終交渉へ。論点は「乳製品」「自動車」「医薬品」の3つ

前回のTPP交渉が上手くいかなかったのはいくつかの論点で各国が合意に至らなかったためです。各々の国が出来るだけ自国が有利になるための水準を取り入れたい…と主張した結果、結局決定まで行かなかったというわけです。

いくつかの論点と書きましたが、今回の会合で主に注目されるのは「乳製品」「自動車」「医薬品」という3つの品目です。
それではそれぞれについて見ていきましょう。

●乳製品 NZが輸出拡大を求める

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まずは乳製品。乳製品に関してはニュージーランドが各国に輸出の拡大を求めています。

乳製品、といえば最近国内でバターの価格の値段が上昇しています。
需要と供給の関係からすると、供給量が足りないから値段が上がり続けているわけですが、日本が輸入拡大をためらうのには理由があります。

農水省はなぜ自由貿易を認めないのか。それはバターや脱脂粉が生産量の不安定な乳製品全体の「需給の調整弁」だからだ。
(中略)
酪農家は生乳をまず鮮度が大事で利益も出やすい飲料用の牛乳に充て、残りを生クリームなどに回す。保存しやすく取引価格の低いバターや脱脂粉乳は後回しとなる。

バター不足でも輸入拡大NO? 15/08/24 日本経済新聞

日本がTPPでバターの輸入を拡大すればこの問題も解決に向かうことは確かなのですが、日本としては安価な乳製品によって国内の市場価格が大きく変動することを防ぎたい、というのがNZ側の要求を素直に受け入れない理由のひとつというわけです。

 

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●自動車 日本が他国に関税撤廃を要求

自動車については「関税を低くしたい日本」と「関税を挙げたい他国」という図で論争が行われています。



この動画にもあるように最大の争点にあるのが部品の数割をTPP域内で作るべき、という「原産地規則」ですね。
多くの部品に関税をかける、いうことがこの原産地規則によってなくなる、ということです。

 

 

●医薬品

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医薬品については「医薬品の開発データ保護期間」をアメリカ側が12年に伸ばしたい、という主張に対して、オーストラリア・NZなどがその保護期間を5年にせよ、という主張をしています。

その理由としてはジェネリック医薬品(後発医薬品)が関係しており、新薬の開発が多いアメリカ側としては薬の保護期間を延ばして薬が安価になってしまうのを遅らせたい一方で、他国は保護期間切れを早くすることでジェネリック医薬品の普及を急ぎたい、という対立構図になっています。



今回の交渉で意見の一致が見られないと大幅延長、そして米選挙まで影響しかねない今回のTPP会合。各国はどこに妥協点を見つけるのか注目です。
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