安めの株をみているよ

株ビギナーの人でも買いやすい、10万以下の低位株をメインにみている…つもりでしたが政治、ニュース、ビジネスなど少し脱線して書いたりもしています。 投資は自己責任で!

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三井住友建設、旭化成の偽装問題まとめ 株価が一時ストップ安までの安値をつけた理由とは

   


昨日の記事にも書きましたが、先週はやたらと企業の不正が発生しましたね。
リンク:10/19~10/25の主要経済指標まとめと先週の総括 チュウゴク経済指標の発表にチュウモク!  (15/10/17)

 

ざっと他サイトへのリンクとあわせて貼っておきます。

データ改ざん 横浜市が検証と報告求める (NHKNEWS)
旭化成 約3000棟の建物でデータ偽装ないか調査へ (NHK NEWS)
「マツモトキヨシ」子会社で不正会計か (NHK NEWS)
信頼回復の道遠い東洋ゴム (日本経済新聞)

…とまあ、国内で多くの不正問題が生じています。

 

今回はこの中から三井住友建設旭化成の問題について、

結局何が問題だったのか?
三井住友建設、旭化成への株価の影響は?

ということについて書いていきます。





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今回の問題は「データの改ざん」によるマンションの傾きが主な論点

まずは今回の問題について、ワールドビジネスサテライトの動画で振り返ってみましょう。

横浜市の傾斜マンション旭化成3,000棟調査 (ワールドビジネスサテライト)

 

今回の問題は、横浜のマンションでくいのデータが改ざんされ、強固な地盤までくいが届いていない、そしてそのためにマンションが傾いてしまっている、というのが概要ですね。
そして旭化成が16日に新しく発表した調査結果では、くいを固定するためのセメント量のデータも改ざんされていたことが新たに発覚しました。

 

なぜ起こったのか?ということは上のWBSの動画(6:30~)にもあるように、「個人が仕事を減らすためにやった、または会社が手間を省くためにやった」というのが一つの視点であるようです。

 

14付けの三井住友建設のリリース情報からは下請け業者が主な原因、という意図が読み取れますが、三井不動産の下請けである旭化成、さらにその下請けである子会社が問題であったのが本質ですね。
旭化成と言えば、先月9月の茨城、栃木の豪雨・土砂崩れのときに子会社旭化成ホームズの「へーベルハウス」が評価されていましたが、こういったひとつのことで大きく評価を落としてしまうのは残念ですね。

次にこの不祥事を受けて二社の株価はどう変動したのか、を見ていきましょう。

 
 

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株価への影響は? 一旦は悪材料出尽くし、という短期視点

 

三井住友建設、旭化成の株価はこの問題でどう動いたのでしょうか。

1018_1

うえのチャートは日足ですが、今週間のチャートを見てみるとやはり大きく窓を開けて下落していることが分かります。

三井住友建設に関しては、14日朝に施行不良の報道がなされた後、始値142円から徐々に下がり、大型株(といっても株価は低いですが)としては珍しいストップ安の109円をつけるまでの急落となりました。

 

1018_2 (三井住友建設【1821】 10/14の5分足チャート)

が、その日のPTSで大きく上昇。一時99円となる更なる安値をつけるも、終値は130円でした。
翌日15日の始値は133円。PTSで買った人大勝利な展開でしたね…
まあこのあたりの駆け引きは正直マネーゲームだと思っているのでギャンブル性が高い。PERなどの指標からしても買いと思えた人は少なかったでしょう。

旭化成も三井住友建設とほぼ同様の値動き。15日に大幅下落のあと、16日は上昇しました。

 
 

両社のこれからの展望。3000棟の建物の再調査、建て替えの負担は大きい

これからの展望ですが、まだまだ悪材料が出てくる可能性は高い。なのでもう一段底を見る、ということもあり得るかもしれません。

今回の不正に則して、全国3000棟の建物の再調査、そして今回の施行不良の対象建物の建て替えをするということですから、多くのコストがかかること、そして業績への影響は避けられないと言っていいでしょう。

さきにも書きましたが、こういった一般に優良とされている会社がひとつの問題で大きく評判を下げてしまうのは悲しいことですね。
VWのときに書いたことと同様、企業は再び子会社にまで及ぶガバナンスモラルを再確認していく必要がありそうです。
リンク:独・フォルクスワーゲンはどんな不正をしたの?企業に再び問われるガバナンスモラル (15/09/23)

 
 

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